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天の食楽

夕顔(ゆうごう)


天の食楽 夕顔(ゆうごう)

夕顔(ゆうごう)

夕顔(ゆうごう)イメージ

富士北麓の夏を代表する味覚「夕顔」

富士北麓地域に昔から伝わる夏の風物詩といえば、夕顔。「ゆうごう」の呼び名で親しまれる、夏を代表する野菜だという。
「富士北麓地域では、どういうわけか昔から夕顔が作られていて、今でも3 軒に1 軒は庭先に自分の家のための夕顔を作っているというくらい、とても身近な野菜です。おふくろの味とでもいいましょうか、味付けはそれぞれの家庭で違いますが、味噌汁の具にしたり、炒め物や煮物、あんかけなどにしたりして、よく食べますね」と教えてくれたのは、JA 北富士 大石支所の外川真佐彦さん。案内された畑には、夕顔の弦を絡ませたトンネルがあり、1m近くもありそうな大きくて立派な夕顔が、いくつも垂れ下がっていた。
「夕顔はツル科の植物で、昔は、かぼちゃやスイカと同じように地面に這わせて作っていたんですよ。でも、それでは形が悪くなったり、地面に接している部分だけが変色したりして、商品価値が下がるということで、最近では、こういった棚を作って栽培するようになったんですね」。

夕顔イメージ

そういいながら、トンネルの中へと入って行った外川さん。とりわけ大きな夕顔を、付け根からスパッと切って渡してくれた。重い。多分、赤ん坊よりも重さがある。家に帰り、義母に頼んで料理してもらうことにした。作ってもらったのは、鶏肉のあんがかかった煮物。見かけは冬瓜に似ている。味はどうだろう?熱々のまま、さっそく一口食べてみる。トロッとして、適度な歯ごたえがあり、のど越しが良くて、おいしい。さっぱりとした後味には清涼感があり、まさしく夏の味覚という感じだ。
ちなみに、夕顔と聞いてかんぴょうを思い浮かべる人は多いだろうが、富士北麓地方では、夕顔を干してかんぴょうに加工することはほとんどない。基本的には生のまま調理して食べるのだという。調べてみると、そういう地域は日本でも数少ないそうで、貴重な郷土料理とも言えそうだ。
この季節、店先に立派な夕顔が並ぶことも珍しくない。見かけたら、ぜひ味わってみて欲しいと思う。富士北麓地域では、家庭の味として親しまれている夕顔。時期になると、主な直売所やスーパーなどで購入できます。

トロッツルン独特の食感が夏にピッタリ!夕顔料理。

夕顔の煮物 竹輪や人参が入った「おごっそう」夕顔の煮物 竹輪や人参が入った「おごっそう」 定番の夕顔のお味噌汁定番の夕顔のお味噌汁
夕顔のピリ辛炒め夕顔のピリ辛炒め 鶏挽肉のあんかけ鶏挽肉のあんかけ
夕顔料理

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夕顔料理 撮影・調理協力
●郷土食と宿 せんでゃー
山梨県南都留郡山中湖村山中352-3
TEL : 0555-62-0109

●JA北富士大石支所
山梨県南都留郡富士河口湖町大石152
TEL : 0555-76-7703
夕顔が収穫されるのは8 月から9 月前半

時期になると夕顔が並ぶ主な直売所
道の駅なるさわ、道の駅富士吉田、道の駅かつやま

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