楽しさ満載の富士山・富士五湖エリア。みんなで一緒に思いっきり遊ぼう!

天の食楽

富士山のワイン


富士山のワイン

富士山のワイン

富士山のワインイメージ01

標高1000m。富士山麓に広がる広大な花の都公園

約30 万平方キロメートルという広大な敷地を誇る、花の都公園。この公園の顔とも言えるのが、季節毎に、チューリップ、ポピー、百日草、ヒマワリ、コスモスなどへと姿を変える広々としたお花畑。雄大な富士山をバックに今が盛りと咲き誇るさまは、思わずため息が出る美しさで、これを見るためだけでも、立ち寄る価値がある。さらに園内に入ると、そこには、親子で楽しめる「水遊具広場」や、富士山の溶岩樹型を再現した「溶岩樹型地下体験ゾーン」、約130 種類の熱帯系の植物がみられる温室などがある。親子連れで1 日たっぷり遊ぶもよし、ゆっくりと美しい花々を愛で、心癒されるもよし。長期休暇にはイベントや各種体験学習も用意されている。
この公園の一角で、ぶどうが栽培され、そのぶどうからワインが作られている。その名も山中湖ワイン。山中湖村の特産品だ。花の都公園の高村祐志さんはその経緯をこう説明する。「きっかけは、新たな地元の特産品を作ろうということからでした。山梨は全国的にも有名なぶどうとワインの産地です。当地は標高1000m。冬は日中でもマイナス10 度以下という日が続くなど、とても寒く、本来はぶどう栽培に適さない土地柄なのですが、でも、だからこそ、当地ならではのぶどうを栽培し、そのぶどうでワインを作ろうということになったのです」。

富士山のワインイメージ02冬の間、ぶどうの木を土に埋めて冬を越す。 山中湖の寒さを乗り越えて生まれたワイン。

高冷地でのぶどう栽培

現在、花の都公園で栽培しているぶどうは3種類。「一つは、十勝ワインの原料として知られる“ 清舞”。これは、北海道の池田町という場所で開発された、寒さに強い品種です。この種を池田町からわけていただけることになり、本当に幸運でした。二つ目は山梨で開発されたヤマソービニオン。こちらは、御坂峠に自生していた山ぶどうとワイン専用品種のカベルネソービニオンを交配して作られたと聞いています。そして、赤ワインの原料として一般的なセーベルです」。もちろん、栽培方法にも工夫が必要になる。日本では、生食用、ワイン用ともに、ぶどうは棚で作るのが一般的だが、降雪量の多い富士北麓では雪の重みでつぶれてしまうため棚栽培はできない。そこで、垣根栽培を採用した。蔓を横にはわせる、ヨーロッパなどで一般的な栽培方法だ。また、ヤマソービニオンとセーベルは、冬の寒さと強風に耐えきれない。そこで、暖かい土の中で過ごせるよう、垣根からすべて外し、地面に寝かせて、1メートルほど土を掛けてやることに。それを、地面が凍る12 月中旬までに終わらせ、翌年4 月には掘り起こす。さらに、5 月になっても霜が降りるため、霜よけは不可欠。「ぶどうの栽培はとても手間がかかるし、10 月の収穫の後はあっと言う間に落葉してしまうため、木が成熟するにも年数がかかるんです。それでも、この辺りは昼夜の寒暖差が大きいことから、糖度が上がります。糖度の高さは、良いワインを作るために、とても重要なことなのですよ」。

富士山のワインイメージ03後味もさっぱりした赤ワイン。和食にも合う。
ワカサギの天ぷらなんて抜群に合いそう。

現在、白ワインにも挑戦中!

収穫したぶどうは、その日のうちに南アルプス市のワイナリーに運び、醸造。1 年間樽で熟成した後で、瓶詰めにされる。「飲んでいただけるのは、収穫から1 年半後以降になります」。さて、肝心のお味の方はと言うと、さらりとした軽い口当たりとフルーティーな香りのやや辛口。後味もさっぱりとしていて、和食や家庭料理との相性もとても良い。年間3000 本程度の限定品ながら、とても評判がいいというも納得だ。「今のところ販売しているのは赤ワインだけなのですが、実は白ワインにも挑戦しています。完成するまでにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひご期待ください」。どんな味の白ワインができるのだろう。とても楽しみだ。

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山中湖ワインは、
花の都公園・紅富士の湯・石割の湯の各売店
山中湖周辺の土産店・酒屋で扱っています。

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河口湖大石で作られるピノ・ノワール

富士山のワインイメージ0410 月初旬、富士河口湖町大石地区にあるぶどう畑を訪ねた。ここでは、「ピノ・ノワール」というワイン用のぶどうが栽培され、この日は家族みんなで摘み取り作業を行っていた。ワインぶどう生産組合の組合長 五味菊広さんにその魅力を教えてもらった。富士山のワインイメージ05収穫を手伝いに来ていた。男の子兄弟。僕らはワインは飲めないけどこのぶどうはおいしいよ。

この地区では6 年程前からピノ・ノワールを栽培しているという。この品種、栽培が難しいと言われている。早熟な品種であるため、冷涼な地域でないと育たない。しかも、昼夜の温度差が重要で、温度差によって作られる糖分がアルコールへと変わり、繊細な味わいになるそうだ。

ワイン用のぶどうなので、酸味が強いのかと思いながら一粒食べてみると、甘さが口の中に広がり、美味しい。そしてあとから酸味も感じられる。本当にぶどうらしい爽やかな味がした。
今年のぶどうは甘みがよく、最高の出来だという。ワインが出来上がるのが楽しみだ。

富士山のワインイメージ07大石地区に広がるぶどう畑。向こうに河口湖が見える。

富士山のワインイメージ08河口湖産ピノ・ノアールで作られたワイン。

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河口湖産のピノ・ノワールで作られたワインは、
河口湖自然生活館で販売されています。

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